久々17インチ LINK化後初乗り

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ECU自体はコンパクトにまとまったのですが、追加したA/F計関係の方がケーブルが詰められずごちゃごちゃしています。

大まかな調整だけで街乗りレベルなら普通に乗れています。

現在はあくまでもV120との比較やベースセッティングの為、空燃比によるフィードバックや点火時期の補正にやるアイドリングのコントロールなどはOFFのままで、始動時の冷間補正だけ行っています。
始動性、始動時の安定度は抜群ですね。

今は制御も4気筒シーケンシャルではなくスタンダードなグループ噴射です。

セッティングマップが確立してから、次の段階として
まずは各種フィードバックを入れて、より細かなアイドリングの制御、スロットルオフ時の燃料カットなどなどを盛り込んで…

その次は近接センサーをカムカバーへ装着、気筒判別を行なってのシーケンシャル噴射、

その次はアウトプットシャフトの回転数を拾って車速を入力、そこへJのミッション減速比を打ち込んでギアポジションを認識させて…

と、まだまだ出来ることは色々ありますが、何をするにもまずはベースマップの詰めが必要。

勿論ロギングも出来ますが、結局は実走行させてキャブ仕様との比較やV120との体感的比較をしながら、、、
結局はセッティング能力が試されます。

そうなると、やっぱりこれまでキャブをやってきた経験値も役に立つし、本来のJ系1160ccならこれくらいは出ないとおかしい、って判断もつけられる。

キャブの経験は無駄ではないし、
インジェクションをやってからキャブの良い点もわかりました。

J系に限らず30年、40年前のエンジンを新しい制御で動かしてみると、決して古いエンジンがダメで新しいエンジンが優れているというわけでも無くて、
普段使いで使う領域は、燃料、点火の制御による違いの方がずっと大きいことがわかります。

さて、これで一安心です、、、

アドバイス下さった方々に感謝。
そしてちょっとした部品を買っただけなのに色々と親切に経験談や対処法をアドバイス下さったプロショップの方々のお陰でここまで一気に乗れる状態になった事、
決して自分一人でここまで組めた訳ではないことを記しておきます…

それと、、、
この手のECUは慣れない人は絶対に国内の正規代理店を通したものを買わないとダメです。
並行輸入で2~3割安く買っても、サポート無しだと多分手に負えないどころか、下手すると購入時のPINコードのロック解除すらできずに全く使えない可能性もあります。

Windowsソフトですが、やはり開発者のクセみたいなものや思考の違いみたいなものがあって、聞けばなんでもない事でも、実際ハマると抜け出せないトラブルも意外とあります、いやありました…