納③

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1100R続編。

エンジンを開けてみれば「バラして組んだだけ」でした。

カム、タペット、バルブスプリング、クランク、マグネットローター、2速ギア&ブッシュ、各ボルト・・・

書くまでもない状態ですね、これが本当に「某ショップでO/H」の車両なのか?
正直、今でも信じられません。

カムホルダーなんかは数本にトルクがかかっておらず危機一髪の状態でした。
あと幾らか乗っていればカムは飛んでいたでしょうね。

クランクはコンロッドのサイドクリアランスが規定値外の状態で溶接されていて救えませんでした。



*画像はオーナー氏に説明のためお送りした物の一部転載です。


とまあ、こんなこと書いておいてお前はちゃんと組んだのかよ!と突っ込まれると・・・

「はい、既存の部品と準備された部品を使って自分に出来る限りの事はしました」

としか答えられないですね(笑)

だって、スペアで入れた部品に目視や測定で発見できない「何か」があったら・・・
それはもう、賭けですから。
その賭けが怖いなら、メーカー2年保証つきの新車以外乗れないですよね。

一応、試乗した限りでは今まで乗った1100R/GPzと比べても「上」の部類だと思うんですが・・・

オーナー氏からの感想を聞くのが正直怖いですね。

上記を全て直して納めたということは・・・
それに費やした金額、皆さんも大体想像つくと思います。