ラック&ピニオン

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さあ、GPz750のクラッチです。

意外と知られていませんが、コイツだけクラッチのオペレーションがラック&ピニオンなんです。

Z650~Z750GPまではZ/Jと同じくプッシュロッド方式。

ゼファー750以降はフック式。

理屈からいうとラック&ピニオンは大変優れているのですが、体験した方はお分かりでしょう、その装着、セットアップが結構時間食うというか面倒なんです。

画像を参照してもらえばわかると思いますが・・・どうやってクラッチカバーをすんなりハメれば?

ものすごくこの作業がイライラするんです。

カバーを装着しようとすればラックがぐらぐら動いてハマらない。

で、考えました。

Z-GPのプッシュロッドを切断、先端に柔らかいコイルスプリングをつけてGPzのシャフト内に入れ、ラックをプッシュロッドが背後から微妙に押すように小細工しました。

これで装着時にラックが引っ込んだりグラグラしてハメられずにイライラすることもなくなりました。

これ、イライラしてる人にお勧めです。