浮気モノ

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昨年末に日常の足として使用していたゼファー750も車検が切れ、しばらくはボロスクーターや某外国製のハッタリV-TWINアメリカンで通勤していたりしていたのですが、まあ、スクーターはアシと割り切るには便利で許せるのですが、どうにもアメリカンだけは性に合わない。

速いとか遅いとか、そういう意味ではなくて足を投げ出すポジションや、モッサリしたハンドリング(良く言えば安定)、ブレーキの曖昧な効き・・・とにかく嫌で嫌でしょうがない。

というわけでニューカマー!

最新モデルのNKマシン、XJR1300、もち後期型です!

快適ですよ~、まるで魔法の絨毯みたい。

スルスルスル~っと重たい車体が嘘のように加速、デカイ割に絞りの利いたポジションでコンパクトに感じる不思議なライポジ、3000rpm付近の怒涛のトルク。

しかしまあ、デカイ車体です。

ガレージでも窮屈。Zのブリスターフェンダーと壁に挟まれてぎゅうぎゅうです。

いや~、やっぱり世界最強と呼ばれる空冷並列4気筒は良く出来てます。

こいつはレースシーンでも別格。

ネイキッドクラスは大まかに二つに分類されるのですが、

NKモンスタークラス・・・Z、カタナ、CB、ゼファー、などの鉄フレームに空冷エンジン、2本サス

ウルトラNKクラス・・・GSF、Z1000(NEW)、ZRX、FZS1000等の水冷エンジンorモノサスNKモデル。

XJRは鉄フレーム、2本サス、空冷ですからNKモンスター…ではなく、あまりに速すぎるので特例としてウルトラNKクラスへカテゴリー分けされています。

設計は旧く、1984年発売のFJ1100から進化したエンジンですがコイツはとにかくタフなエンジンでとにかく丈夫でパワフル。

以前、XJR1200ベースに吸排気のみのライトチューンを施し、TMR40を装着したところいきなり初回のパワーチェックで150ps(修正値)をマークして驚かされた記憶があります。

しかしエンジンは旧さゆえデカくて重い!

でも、ゼファー1100みたいに眠たいエンジンと比べたら・・・感心させられます。
ちなみに2007年からはさらにフューエルインジェクション化されて更に継続販売。

ゼファーの生産中止が決定していますから、事実上、最後の空冷4発搭載のNKマシンとなります。

このXJRも良く出来ているとはいえ所詮は国内仕様車。

上で伸びる感じは上手いこと違和感なく消されています、引っ張ったときに官能的なのは自分のJの方がやっぱりいいですね。

クルマに例えるなら

自分のJはL28改
ZRXはRB26
XJRは2JZ

みたいな印象です、自分の中では。

でも、XJRに乗ってこれが大変いいバイクだという事を認識しつつ、自分の1000Jも結構イイじゃん、と実感してます。

実際、180km/h時の安心感は安定性やブレーキング時の安心感という面では自分のJの方がいいかも?と本気で思ってます。単に慣れてるだけかもしれないけど(笑)

ただ、140~180km/hでの切り返しの軽さ、俊敏さはXJRが1枚・・・いや、2枚上手ですが。