AP-RACING CP3125-2

最近はちょっと減ってきたAPマスターです。

何せ価格がブレンボラジアルとドッコイですから・・・

が、根強い人気の秘密は誰でも知ってる「可変式」

可変式?と聞いてもピンと来ない人もいると思います。

有効ピストン径Φ16~Φ19相当と言われても??

ピストン径が変化するわけではありません、勿論。

レバーとピストンの間にテコの原理を利用した小細工がしてあって、作用点を移動させる事が出来る、という逆転の発想から生まれた商品です。

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ここのマイナスネジを回転させて作用点を変化させ、好みのタッチになる場所でロックナットで固定します。

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勿論、ラジアルポンプのようなダイレクト感は得られませんが、如何なるキャリパーと組み合わせても最適なタッチが得られるというのはカスタムパーツとしては大変魅力です。

で、この機能を活かしつつラジアル化したのがCP4125(\\104,895-) やCP6125(\68,670-)シリーズですが・・

更に高いです(泣)

あと、これは性能には関係有りませんがこのマスターはエア抜きが非常によく考えられていて、普通に乗ってレバー握っているだけでリザーブタンクにポコポコと溜まっていたエアが出てきます。

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特にこういう感じでCP2696を付けている場合は、キャリパーのブリーダーに触ることなく、何もしなくてもただ握っているだけでキレイにエアが抜けます。

ちなみに、APとかって会社概要が複雑になっています。

下図をクリックしてみてください(拡大されます)

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意外にも、AP-RACINGはブレンボの子会社化されています・・・