インプレ

150km試乗!

と言っても、ナラジなのでのんびりと。

ひとまず工場から押して出してチョイ移動、完成後初めて日の目を浴びさせてみる。


・・・カッコエエ。

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正直な感想。

スイングアームとかはちょっとシツコイというかイヤラシイ&ゴテゴテ感があって好みは分かれるし、私自身もそんなに好きじゃないんだけど、それを差し引いてもGOOD。
でも、スイングアームはいずれ作り変えたいね・・・

走り始めればさすがの1170cc、トルク感はまずまず。

直前まで自分の1135ccに乗っていたので比較しやすい。

エンジンフィーリングは誤解を恐れず言うと、荒いの一言。

特にアイドリングから3000rpmまではゴリゴリしてて、正直気持ち良くは無い。

マフラーとの兼ね合いもあるだろうし、元々ボア69.4mmに設定されたPヘッドに75mmのピストンでは幾分スキッシュエリア形状などに問題があるのでしょう。

このエンジンに限らず、Z/J系を74mm以上のボアに拡大するとこういう傾向が強いです。

ただ、4000rpmくらいからはそれがウソのように消えてまるで別物の軽く澄んだ排気音と、まるでジェット機の離陸のような強烈且つスムーズな加速。

思わず首が持っていかれそうになります。

このエンジンは一切の面研をしていないためか特に回転上昇が軽くスムーズな感じがします。

EXスタッドが出るまで面研している私のエンジンとは性格が違うようです。

サスはもう予想通り。

データ通り作ったので、もろに私好みです。

前後18インチのお手本のようなハンドリング。

タイトでアベレージスピードがそうそう高くないワインディングなら、私の17インチJより速く走れるはずです。

フレーム、ステムの剛性については・・語れるほど攻めていません、ですが自分のJと同じ考えで且つ対策を施しているものなので、信頼性はあります。

ブレーキは正直、私のAP-4POT+ブレンボ鋳鉄と比べると、劣るのは致し方ないところです。

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制動力そのものに問題はありませんが、大径ステンレスディスク+スリットの組み合わせ時に発生しやすいジャダー(微振動)がどうしてもブレーキング初期とリリース時に発生します。
(ブレーキディスクをお任せで選択!の場合はホールタイプをチョイスする理由がココなんです)

特にラジアルマスターと組み合わせると、その振動がレバーを通じて指に敏感に伝わり、気になり始めると気持ち悪いんです。

意地悪してハードブレーキングを繰り返しましたが、「あたり」が出てくると振動は少し減りました。
PエムCのリジットS1モドキのような、ハードブレーキング後の熱反りによるレバーのフカフカ現象は起こりません。

油圧クラッチは、どうしても私は好きになれませんでした。
ボードの剛性が足りないのかな?
どうにも繋がりはじめの一瞬が不自然。
まあ、これは慣れと好みの問題かな。

メーターの視認性はGOOD!

レーシーで気分もいい。
インジケーターも見やすいです。

さて、あとはもうちょっとキャブの煮詰めと、ぼちぼち6歳になるバッテリー(FTX14)の交換を検討したら引渡しかな?
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