チェーンもベルトもシャフトも不要

次世代の高効率ハイドロ駆動バイクみたいです。

何気にみていたモーターサイクルニュース誌で見つけました。

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ディーゼルエンジンによって油圧ポンプを駆動、油圧を後軸ハブへ送り、回転力へ変換。

この車両で重量320kgほどあるそうですが、リッターあたり33km走るそうです。

操作方法も面白い、クラッチレバーは油圧回路のバイパスバルブを操作するためのレバーで、

握ればバイパスバルブが徐々に開いて油圧を下げる仕組み。

発進時はバイパスバルブが徐々に閉じて油圧が上昇、駆動力を発生させるわけです。

当然トランスミッションは不要、前進、ニュートラル、後退のレバーがあって、理論上は後退でも前進と同じ速度が出ますね。

あと、この機構って実は既に一部競技車両でも実用化されて、モトクロッサーやトライアルバイクの2WD、前後輪駆動車が開発され、実際に活躍、ローカルなレースでは優勝したりもしています。

フロントハブまでオイルホース2本繋げばイイだけですから、ハンドリングへの影響が最小限に抑えられるんでしょうね。


個人的には、ツアラーなんかには本当にいずれ実用化されるんじゃないのかな?なんて思ったりします。