プロになれない理由
アレコレ、紆余曲折しながら、未だ彷徨っています。
だんだん、自分はバイク業界とは無縁な人間だな~と思い始めちゃいました。
実際のところ、自由の身になってから知り合いに頼まれたりしてZを仕上げたりしていました。
その知り合いってのは同業者なので、ココに画像載せたりは出来なかったんですけど。
バイクは好きだけど、いわゆる王道、旧車の王道って言うんですかね、そういう車種に対して・・・
確かにカッコ悪いとは思わないけど、興味が湧かなくなって来たんです。
なんでボロボロのZ1の方が喜ばれて、掘り出し物のKZ1000やKZ900は誰も見向きもしないの?とか、
レストアって、何?
黒い物をパウダーコートして、PMCの部品イッパイ付けたらそれが完成形?
まあ、それが一番儲かるんだよ!アホ!と言われれば確かにその通り。
KZ1000A1なんかを自分の思うように仕上げたって、大赤字食らうのは目に見えてるし。
本当に申し訳ないけど、免許取ったばっかのハタチそこそこのお子様が、「当時物」なんて嬉しそうに真っ黒塗りの車体に、発行したてのぴかぴかナンバーの付いた丸Z乗ってるのを見れば見るほど
・・・冷めるんです。
そのバイクの調子が悪かろうと、興味がもてない、どうしても。
そのバイクの調子が悪かろうと、興味がもてない、どうしても。
何故だかは判りませんが、それが本音です。
同業者さんは
「ああいうのが一番カモになるんだよ!」なんて言ってますが、事実、そうでしょうね。
世代が違えば嗜好もファッションも生き方も価値観も違うんだから、当然といえば当然なのだろうけど。
だから、俺にはセンスが無いんだなった思うわけです、シミジミと。
まあ、クルマの世界もそうなんだろうね。
ハチロクを100万、200万出して買う人も居るらしいから。
俺の時代にはシルビア/180SX買えないビンボー人の乗り物で、ドリフトでボコボコになったのをタダでもらってたけど。