Z1100R

一応、エンジンガードを取っ払ってようやく見られる姿になった。

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ハンドルバーがちょっと高いのと、マフラーがイケてない事を除けばまさに正統派ローレプカスタム。

細かいこと言うとステップ周りが1100Rじゃなくて1000Rだけど。

マフラーは別にKERKERでもいいんだけど、この車両の場合は旧Z用カクカク曲げエキパイに現行KERKER用サイレンサーが無理やりくっつけてある。

したがって、KERKERのKRメガホンの様なサイドビューが得られず、見た目も音もイマイチ。
ステップの真下をエキパイが通っている。

サイレンサーはみんなが普通にローレプにつけているKERKERより直径が1インチくらいでかい。

旧KERKERって、探すとボロしか出てこない。

車両の雰囲気からすると、BITOチタンか、エクステンションメガホンか。

PMCのメガホンでも、加工すれば許せるかな・・・


エンジンは73.5mmピストンを用いてフルO/Hした1120ccにカムは大人しめのK395。

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吸排気をもう少し煮詰める余地はあるけど、乗りやすいし、遅くはない。

気持ち、バルタイはもう少しオーバーラップとって高回転に振ってもいいかな、とは思う。


ブレーキはマスターー含めてフルAP。

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言うことなし。

ただし、このブレーキって上級者向け。

市街地走行や雨天時、低温時にはあまりメリットは感じられない。

メンテナンスも鋳鉄のさび粉塵が多いのでキャリパーのメンテナンスも割と頻繁に必要。

市街地だけでずーっと使っていると、さびの粉でパッド表面がテカテカになってきて、、フィーリングが悪化。

恩恵を感じられるのはサーキット走行、超高速ツーリング、200km/hオーバーからのフルブレーキングでは驚くほど自在に減速できる。

あとはそこらの安物ブレーキをセットした自称フルカスタム仕様車とか、現行車のブレーキ流用したレベルの改造車とは所有する満足度が桁違い。

タイヤは現在BT45V 110/90V-18 150/70V-18

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(この角度だとエキパイがイケてないのがわかります・・)

パターンはカッコ悪いけど、バイアスタイヤとして考えたら悪くない。

このタイヤ、同じようなパターンでBT45とBT45Vの2種類がある。

単に速度レンジの違いで価格が全然違うんだけど、

Z/Jには絶対にVレンジがおススメ。

そんなに速度出さないし、安い方がいいから・・とただのBT45買う人がいるけど、
乗り比べると別のタイヤだということが分かる。

そもそもタイヤの剛性が全然違う。

所詮は400~750用タイヤ、BT45って。

バイアスって今は少数派だけど、サイズも豊富だし、旧いバイク乗っていくにはどうしても必要。
18インチラジアルの方がよっぽど選択肢はない。

特にフロントは110/80-18しかラジアルにはないから、大概タイヤが小径過ぎて基本的にディメンション改善しないとハンドリングは悪化する。
トレール量が減って一瞬ハンドリングが軽くなったように錯覚するけど。

トレール量とステムオフセットの関係は侮れない。

タイや選択はAVONやピレリにもバイアスでいいのがあるし。

チンコネンタルは履いたことが無いのでわからないけど。

どちらにしても、Z1300とボイジャー以外の古いバイクはそうタイヤに困らないからまだまだ大丈夫。



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この角度から見るといかにも1100Rって感じがする。

ヘッドライトは現在マルチリフレクターなんだけど、雰囲気からするとシビエのレンズが欲しいね。

あと、この角度から見るとやっぱりマフラーの形状、取り回しが…

オイルクーラーもホース上回しがいいかな。
フィッティングは黒かシルバー、ホースはラバーコートのブラックで。

と、妄想はするけど、まずは各部の基本整備から始めよう。
FCRって、やっぱり好きになれないな…
セッティングに幅がありすぎ。

あとはアウトプットシャフト付近からほんの少しオイルが滲んでいるような居ないような?
点検しないと。