意味

日本人特有なのかな?
 
ケミカルとか、なんたら処理って言葉に弱い人が本当に多い・・・。
 
オイル添加剤に始まり、WPCなんかの表面処理、モリブデンショットやらいろいろ・・・。
 
いや、その処理自体には疑問や疑念を抱いているわけではありません。
 
メリット、デメリット、議論されたり実証されたりしています。
 
でもその前に・・・
 
こういうのって、最後の最後のツメの段階で出てくる話であって、
 
クソみたいな低グレードオイルに高価なオイル添加剤入れてみたりとか、
 
安い下手なところで精度テキトーなボーリングしたピストン&シリンダ組むのに、WPCだとかモリブデンショット処理に5万も6万もかけたりとか、
 
過去のお宝と言う名の磨り減ったゴミカムに表面処理してみたりとか・・・
 
意味無いですよ、全然。
 
基がダメな物を煮ようが焼こうが、ダメなんです。
 
 
その辺歩いてる婆さんを、
「ドモホルンリンクル」に3日漬け込んだり、
皇潤に半年浸したら、使えるようになるのか?
 
そのレベルの話ですよ。
 
そりゃ一部の人はそれでもイイ、むしろそれがイイ、いやそれでないとダメだって言うかもしれんけど。
 
 
とにかく、そういうおまじないとか目に見えない物に弱い人って意外に多い。
 
気持ちは分かるけど・・・
 
そういうのって、最後の最後、もうやる事無いぞ!ってレベルまで来てないと、結局その処理をしたからどうなったのかさえもわからず仕舞い。
 
だって、ピストン4個に処理したら、処理してない場合と比較検討出来ないし。
 
使用条件違うエンジンで比較しても意味ないし。
 
万が一トラブルがあっても、
 
「処理してたからここまで持ったんだ」
 
「処理しても関係無かったね」
 
どっちとでも取れますからね・・・
 
リアランスや組み付けが不適切であれば、処理なんか関係ないし。
 
非常に言い訳しやすいです。
 
リーブ●1で増毛計画して数百万投資、そして何も結果が出ず・・・
 
効果が無いから返金しろとクレームを申し出たところで
 
「何言ってるんですか、
 
もし何も手を付けていなかったら貴方、
 
今頃とっくにツルツルか焼け野原になってますよ!
 
ウチで色々やったから現状維持できてるんじゃないですか!」
 
と片付けられるのと同じです。
 
比較しようがないです、ボディーコーティングの見本みたいに
 
アタマ右半分だけ処置して、左半分は未処置で放置・・・
 
なんてやる人居ないから。
 
まあ、あれですよ。
 
溺れる者はワラをも掴むと言いますが、
 
結局ワラを掴んだところで助かるわけじゃないんです。
 
まず、溺れないようにしないと。