純正対策品

先日書いたスターターワンウェイ。
 
J,MK2等でエンジンのコンプレッションが上がりすぎてスターターワンウェイの寿命が短い・・・
 
そういう話は良く有ります。
 
以降のkawasakiエンジンに比べれば容量が小さいのは一目瞭然なわけですが、
 
メーカーも当然ながらポリスモデル終盤では対策を施しています。
 
対策といっても、ゼファー750がマイチェンで行ったのと同じ手法です。
 
以下、画像で見てもらえば解る通りの内容です。
 
イメージ 1
 
ローター以外は国内入手可能、クラッチ自体はエストレア、250TRなんかと同じモノ。
 
イメージ 2
 
通常のローラー3個に比べたら言うまでもない線接触面積の増加。
 
イメージ 3
こうなって・・・
 
イメージ 4
 
ギアは似ているけど勘合部の直径がでかい。
 
イメージ 5
イメージ 6
 
組んでしまええば見た目は同じ。
 
 
他、今回転倒により壊れた部品。
 
イメージ 7
 
純正クラッチレバー、ホルダー、まだ新品が出るのはありがたい。
今まではゼファー用を使っていたんだけど、どうにも見た目が嫌いで、ノーマルに戻す。
よびれっばーも数本購入。
 
クラッチケーブル。
 
イメージ 8
 
予備で2本購入。
 
ケーブル類は当面なくならない、なんて都市伝説も有ったけど、事実、ローレプのスロットルケーブルなんてかなり昔に無くなったし・・・・。
 
油圧クラッチだけはどうしても無理なので、ワイヤー式に拘ります。
感覚もそうだし、部品点数が少ないほどエライ、と言う自分の考えもあり。
まあ、最悪絶版になったところでリプレイス品は既に海外では当たり前に出回っているので余計な心配は要らないけど。
 
余計なお世話だと思われるかもしれませんが、油圧クラッチ化して失敗した、元に戻す!人って結構多いです。
 
マスター比の計算なんてナニそれ?みたいなノウハウの無いショップで組んで、ワイヤー式より重くなった・・・
正体不明のキット組んで、レリーズのオーバーホール時に何の部品頼めばいいのか分からなかった、
雑誌の大嘘コメント「油圧クラッチ化でメンテナンスフリー」なんて言葉に騙されて、
そもそもクラッチマスターもレリーズも定期的なO/Hが必要である事をシールが抜けるまで知らなかった、なんて事も。