スターターギア

薄型ジェネレーターKITでは、スターターワンウェイクラッチ系統の強化、滑り対策として、Z/J系より噛み合い部の直径の大きいZ1000P最終型のスターターギアを採用しています。
1200cc、圧縮比12:1位のエンジンでもまず滑ることはありません。

ただ、以前より懸念しているのはこのスターターギア、直接薄型ジェネレーターとは関係ありませんが、消耗品でありながら現行車との互換性もなく、現行車からの流用も出来ません
ポリスに限らずZ、J共に消耗品でありながら、生産年から逆算するといつメーカー廃版になってもおかしくはない。

年式の古い順番から廃版となるのか、販売実績の少ない順番から廃版となるのか、それは誰にも予測できません。

ただ、万が一ポリスのスターターギアから廃版となった場合。
薄型ジェネレーターも仕様変更を余儀なくされます

そこで…


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右が現在使用しているポリススターターギア用のスターターワンウェイ。
左が新たに現在試験中のノーマルスターターギア対応のスターターワンウェイ。

ノーマルスターターギア対応の物は直径が小さいのもそうですが、ローラー幅がやや狭いです。

コレを直径差、ローラー接触面積から計算すると、ポリススターターギア対応のものに比べて約40%ほど容量が少ない。

このやや小さいノーマルスターターギア対応の物でも、Z/Jノーマルの3ローラーに比べたら格段に容量は大きいので充分強化にはなるんですが。

というわけでポリススターターギアが供給されるうちは当面ポリススターターギア対応品のみの製作とします、無くなったらノーマルスターターギア対応の物に移行するかしかありませんが、ノーマルスターターギアだって30年以上前の物、明日、明後日メーカーからなくなってもおかしくはありませんが…
カワサキがどこまで考えてくれているのか。