構想3

フロントバイアス19インチの100/90か18のバイアス110/90でタイトなワインディング想定すると、やはりオフセットは45~50が好き。

最高速近辺の安定感求めるならもっとオフセットは少ない方がいいけど。

おなじバイクでもオフセットでハンドリングは全く別物になる。

どういう仕様にしたいか?
明確になっているなら、ここは安易な流用は結果的に高く付きます。

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これは所謂S1タイプのアンダーとR1新品トップ。
オフセット50。
一般的に出回っている物は40~45が多いですが、以前50で作った物です。
40も持っていますが、合わせるトップが難しい。
純正加工でもいけるけど…

眠らせておくには勿体無いので使おうか。


シャフトは純正品を抜いて使います。
以前はシャフトもジュラルミンで作っていましたが、まあ、色々あって最近は純正。
別にジュラルミンやSUS製のシャフトを否定はしません。
ただ、流用過渡期に作られた車両は、ここらの作りが雑なのが多い。
ロアベアリングがスコスコに手で抜けるようなのとか、元のシャフトを加工してるんだけど旋盤加工の精度が悪く、シャフトのロアとアッパーのベアリング部が偏芯していて左右のハンドリングが違うのとか。
酷いのになるとステムシャフト上下2分割の溶接一本化なんてのも……

あと、本当に多かったのが流用ステムでテーパーローラーベアリングのアウターとインナーでサイズ違いの物を無理やり組み付けている物。
これ、試せばわかるけど少々違っていても組めるんです。
本来、ローラーベアリングはローラーとレースが線接触すべきなのに場合によっては点接触とまでは言わないけど、当たり面がほとんど無いような状態で組んでいる物だから組んで数千キロで変なアタリがついて違和感が出てくる。

これをネットの掲示板なんかで◯◯のインナーレースに△△のアウターの組み合わせで組めます、とか書いた人が居るからまたそれで結構広まったり。

多分、こういうのに運悪く大金はたいて乗ってしまって、改造車にウンザリした人も多いのでは。

改造車も、基本部分はノーマルと同じ考えで当たり前に組んで行けば、そんな酷い物は出来上がりません。
むしろ自分の使用用途に合わせて作ってやるのが改造車だと思っています。