小休憩

部品待ち…

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Jのクランクは悩みに悩んだ末の決定。

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結局、昔使っていた物を再び。

フレ数値は概ね3/100位内なんだけど、左エンドの先端が意地悪な測り方で5/100。

まあ、規定値内だし、もう少しフレている車両でもマトモに走っている現実を考えて良しとしました。

ただ、元々走行距離は少ないのですがリビルト前の保管状況があまり良くなかったらしく、少々サビた痕跡が…。
FALICONではベアリング周りはサビ無く、問題なかったとのコメントでしたが、この状態ではもうレースの中は見る術が無い為、転がした感じと音で問題ないと思うしかありません。
完全洗浄してオイルを飛ばし、ベアリングレースを回してみた感じだとゴリゴリ感も無くイケそうな感じだったのでこいつに決定。

ミッションはGPz+ポリスに決定、こちらのベアリングとブッシュ待ち。

ピストンは73と75、いずれもボーリング済みで準備している物があるのでまだ迷っています。


そう言えば先日ウチを訪れた方から、何これ?の指摘

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Z系ケース

ここ。

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センターのシリンダースタッドのボルト穴裏。

埋めてます。

素性のしっかりしたケースなら、やらなくてもいいと思います。

極々稀にここからオイルが上がってくる車両があるので…
本来、スタッドネジ部にロック剤が塗られているので必要はありませんが、何らかの原因で雌ネジが傷んでいたり、
改造歴のある車両では、過去に使われた社外強化スタッドの精度が悪くてケース雌ネジが微妙に変形していたり、
修復歴ありで雌ネジにヘリサートが入っていると、ケースとの僅かなスキマを毛細管現象でオイルが伝って上がってくるので、バラし時に怪しいな…というクランクケースでは埋めるようにしています。
但し、スタッドボルト挿入後にやらないと、ネジ穴内部の空気が逃げられなくるので作業順序には注意…

ここが貫通していないJでは必要ない作業ですが…

あと、これはマニュアルにも書いてありますが他のボルトでもケース内部に雌ネジが貫通している箇所ではボルトにロック剤、シール剤を塗布するのは当然なんですが、これを行っていない車両も多いです。

マニュアルに書いてあるとか無いとか言う問題ではなく、理屈考えたら当たり前の事なんですが慣れてきた人ほど忘れやすい部分でもあります。




しかしもう8月も終盤。
秋の足音が…

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焦るな…