腰下

75mmピストン仕様の腰下。

クランクは昔FALICONで重量合わせと若干の軽量化を行った物の使い回し。

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ウエイトの外周を切削してあります。

他は特に特別な点はなし。
ミッションは1100R/GPz。

シフトドラムは手持ちの中から良さげな物を。

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ちなみにチェーン駆動車とシャフト駆動車ではニュートラルスイッチに触れる部分の径が事なりますが、ドラム自体には大きな違いはありません。

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シフトフォーク。
こちらは前期と後期で異なります。

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上が前期、下が後期やGPz。

前期はワンピースの一体物、後期は分割品を圧入溶接。

後期はどちらかというとコストダウンか?
重量は前期のワンピースタイプが軽量。
今回は前期を使用。

シフトフォークは個体差が結構あって、それが乗った時のシフトタッチの微妙な違いにつながるのではないかと思います。

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まあ、よほど磨耗してない限りは古い物を使い回してもトラブルに繋がる事は無いと思います。

あとはシフトドラムのニュートラル固定ローラー。

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左が正常、右が磨耗が進んでローラーが偏心してしまった物。

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これは結構ガタガタになってしまっている車両が多いです、あまりガタが酷くなると破損してローラーが脱落したりと言う例もありました。

ロアケース被せて完了。

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そう言えばロアケース被せる時にシフトドラム、フォーク周りを全部付けたままで被せようとして、フォークがミッションに上手くハマらねぇとかなっちゃう人が居ますが、シフトフォークはロアケース被せた後でも取り付け可能です。