エンジンマウントとか

お待たせしていましたが完成

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エンジンマウントもちょいちょい問い合わせ頂くのですが、これが部品の特性上、フレームやクランクケースの変形具合によっては装着不可の場合がありまして、基本的には現車確認の取れない車両に向けては作っていません、すみません、、。

そんなに特殊な構造体でも無いので、削り物を手がけるショップさんに現車見せて作ってもらうのが手っ取り早い&場合によっては安いかもという気がします。

元々昔…20年くらい前はここまで削り物にお手軽感が無かったので
、当時はアルミ3ピースで作って溶接して一体化して装着していました。
3ピースで作るとわかるんですが、Jのエンジン位置って組み付け方や経年劣化で本当に個体差が大きくて、この車両にはピッタリ付くのに、あっちの車両に付けようとするとどうやってもキツくて装着出来ない、、なんて言う事もよくありました。

よく頂く質問で、所謂S1風のフレーム構造にしてしまうのと、どちらが良いのか?というのがありますが、これも一長一短で、要はいずれも見かけ上のマウントボルト長さを減らすのが目的である事には変わりないので、お手軽さで選ぶならこのマウント、
フレームを裸にしてきっちり寸法出して溶接出来るならフレーム側の改造、そんな程度です。

そもそもがJのエンジンマウント方法自体に無理、問題があるので。

あと、このマウントをGPzに転用されたいと言う方も結構おられるのですが、残念ながらそのままでは使えません、右側の寸法が異なります。

とは言ってもJでもマウント右側の寸法は、既に使用されているマウントの厚さによって変更する事も多々あるので、寸法違いのものも製作することは可能です。

出張帰りの新幹線で時間持て余したので、久々に少し真面目にブログを書いてみました。