LINKセッティング500km

最終日は急遽予定が空いたので山陰を500kmほど。

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今回は空燃比補正無しでスロットルオフ時の燃料カット、カット時の遅角度数、作動時間、作動条件などを色々。

それなりに楽しく山間部を8000rpm程度まで引っ張って乗り、500km走って結果17km/Lと、キャブより大体2~3割は燃費も良くなり、山間部で給油タイミングにヒヤヒヤする事もあまりない。

やはり空燃比補正を入れた方が燃費も空燃比データも良い数値が出るのだけど、
やはりそれと体感的に楽しいかどうかはまた別の話で、
あくまでも目指すのは楽しく乗れる事。

すでに何人かの方には試乗してもらいましたが、

「後付け感満載でもっとクセがあったりギクシャクしたりするのかと思っていたら想像以上に普通」

「言われなかったらインジェクションとは気づかない」

本気で検討を始めた方もまた増えたようです。

一時期の市販車の、排ガス規制をクリアするための苦肉の策のインジェクション化とは違って、より遊べるインジェクション化。

セッティングや設定変更も、実際に見てもらうと
「え?それで終わり?」
ってくらい簡単に直ぐ終わるので拍子抜けされる方も。

難しく考えなくても、5000rpmの回度1/8くらいでノッキング出るんだよな、とか、

3000rpmの高負荷域で濃いよなー、そんな漠然とした印象でも、

マップデータの該当場所をマウスで選択して(複数も可)パーセンテージを上下したり、具体的数値を入れたり、
行や列を滑らかに平均化させたり、乗った印象とマップの形状が頭の中でリンクしてくると面白いように簡単に弄れます。

迷えばデータロガーを見れば一目瞭然。

操作も7インチクラスのWindowsタブレットでも、フィンガーマウスなどを活用すれば全く問題なし。

ただし、あまり極端にCPUの性能が低いと動作は遅くなりますが。

最近乗りすぎたかな、疲労破壊…
断面が錆びているから相当前から始まっていたのか。

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後はもっと手軽にインジェクション化が出来るようなパッケージングや、
カッコいいスロットルボディが簡単に手に入るようになれば一気に敷居も下がるかな、と。

バイクが好きなら、より気持ちよく走れるように投資する人はきっと多いと思うので。