やれば出来る?

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最近なかなか自由な時間が取れず自分のマシンはイメージばかりが先行してなかなか手がつけられずイライラ・・・
仕事が忙しい事は大変有難いことなんですが、どうも自分は要領が悪いようで。
手を抜けるところでもっと手を抜かないといけないんでしょうねぇ・・・
きっと自分が商売したら半年もせずに潰れてしまう予感がします。

忙しいと口にしてはいけないと教わったのですが、次から次へと仕事が舞い込んでくるたびにこのGPz750も手付かずのまま放置されていく・・・
コイツもあと少しなんですよ、ステムベアリング入れ替えて、フォークO/Hして、ハンドルストッパー加工して、チェーンをかけて、メーター付ければとりあえずナンバーは取れるんです。
たったそれだけ。

エンジンは多分ヘタリきったノーマルですから、乗るとそりゃあもう気絶するくらい遅いと思いますけど。
ブログ更新してる暇があったら作業しろという声も聞こえてきますが、ガレージまでは片道28km、1時間弱かかるんです・・。

完成したらまずは足をおおまかにセッティング、820cc化とFCR35を装備してサーキットに持ち込みます。
よく、古いバイクを何でわざわざサーキットに持ち込むの?と聞かれるんですが、答えは簡単、公道じゃ試せないこと、判らないことが多いからです。

実際に走った人はわかると思いますが、峠や高速道路で走り屋するのとは車体にかかる負担、求められる安定性、次元が違います。
公道で200km/hからフロントタイヤがロック寸前までフルブレーキングなんて試せばいつか死んでしまいますが、サーキットでは毎周です。
空冷エンジンで20分間全開で走るってのは公道ではありえないくらいエンジンへ負担がかかります。

いいかげんな加工、組み付け、改造はすぐにボロが出ます。
セコいブレーキなんかはあっという間にダメになるし、なんちゃってフルチューンのZ系エンジンでは1100ccだろうと1200ccだろうと600ccクラスの車両や下手するとZXR400Rなんかにストレートでぶっちぎられます(ベンチで何馬力だろうと関係無いのがよくわかります)
いいかげんなサスだと本当にコケます。
クラッチが重いと疲れます。
変なステップだとシフトミス連発です。

サーキットで楽に走れるバイクはストリートで乗っても疲れないし速いです。
サスが硬くて乗りにくい、なんてのは遠い昔の話ですね。
だけどストリートで問題ないフルカスタムバイクをいざサーキットに持ち込んだらボロが出まくりってのは普通です。

ノスタルジィに浸りたいといっても元々はSUPERBIKEのベースマシン。
走るオーラが滲んでるマシンを作りたいです・・・