パワー

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やっぱり外気温が35度くらいになると顕著にエンジンに元気が無い。
朝涼しいうちは良いのですが山から戻る頃には…うんざりです。
ましてや排気量も増大、圧縮比も上げてると尚更熱ダレが気になる・・・
あてになるのかならないのか、ギャラリーボルト部から取ってるNプロジェクトのアナログ油温計、90度近辺をゆらゆら。
ギャラリー部でこれだけなら、ヘッド辺りはもっと熱いんだろうなと思ってもどうしようもない。
とにかく良いオイルを使うくらいしか防衛策は無いし。
オイルクーラーはなるべく下寄りに付けて、イグニッションコイルはシート下に移動、可能な限りヘッドとタンク下の間を風が流れるようにしているんですがやっぱりこれもかなりの速度で飛ばしてるときには有効だけど停まれば無意味。
本気で電動ファンをタンク下に付けてやろうかとも思いましたが、こんどは飛ばしてるときに邪魔になる予感。
パワーを上げるってことはそれだけ犠牲も増えますねぇ。

ガソリンエンジンはあの時代の効率の悪いものだと熱効率もせいぜい25%くらい?
残りの75%は捨ててるわけです。なんて無駄な内燃機関でしょう。

ハイオクでいうならリッター当たり150円で購入、パワーになるのは38円くらいで残り112円は捨てながら走るわけです。

チューニングっていかにロスを減らして効率を上げるかってことの重要性を思い知ります。
排気量上げても思ったほどパワーが出ない、熱ダレするばっかりで・・・なんてのも良くある話です。

いずれガソリン内燃機関がなくなることは間違いありませんが、燃料がアルコールだろうと水素だろうと、効率との戦いは永久に続きそうです。

画像のこんな無駄な車輌が1000年後に遺跡から発見されたら、未来の彼らは笑うでしょうね。
なんてバカげたヤツらだと。

ちなみにGPz1100のエンジンを3機も積んだクレイジーマシン、製作途中で売りに出ているようです。