ギリギリは疲れます

今回、Z1100GPには600-17ホイールに190/50サイズの組み合わせです。
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結果として、超ギリギリで収めました。

正直、走行性能を考えるとオススメは出来ないサイズです。

リム600はアリと思いますが、通常ならタイヤは180/55をヒッパリ気味で履くほうがエッジが張ってルックスも迫力増でいいし走りの面でもベターと考えていますが、私の主義として

「依頼主様の希望を最優先、私的主観の押し付けは絶対にしない!」

というのがあります。

アドバイスは別として。

今回は相当悩みました。

最もやりたくないピボットのザグリ加工をすべきかどうか?



190というサイズはフレーム無加工ではまず入りません。

最も真面目な製作法でタイヤ、チェーン、フレームのクリアランスを各2mm取る方法で行くと、J系フレームには530チェーン時、実測で176mm程度のタイヤ幅が限界です。

そこを皆、更にクリアランスを詰めて、フレーム、タイヤをチェーンがかすめるのを覚悟で180サイズのタイヤをねじ込んでいるわけです。

更に薄型530シールチェーンで183mm位まではイケるか?というところです。

そこへ190です。

表記は190でも、実寸法は193mmとか194mmです。

ということは・・・

更に薄いチェーンがあればOKということ?

で、通常の530チェーンより7mm薄いJSB用の520チェーンを準備。
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7mm薄い=14mm太いタイヤがイケる。

スプロケの寿命は若干落ちますが、チェーンの強度は問題無しです、きっと。

私もずっと使ってたし、なにせ対象車は180psオーバーのJSB1000ですから・・・