知らなかった
今日、ちょっとした用事で内燃機屋さんのところへ。
忙しそうだから仕事片付くまで傍から見学していたのですが、
今更知りました。
シリンダホーニングって、排気側をわざと若干荒めにホーニングするんですね。
熱で厳しいので、オイルの保持性を良くする為らしいです。
ホーニングで目を入れる角度とかに拘っているのは知っていましたが、吸排気で変えているとは知りませんでした。
ホーニングマシンをどれだけ偏芯させるかが腕の見せ所なんだとか。
ちなみに、ピストンの条痕も排気側がほんの少し大きいそうです(勿論目視じゃわからないレベルで)
しかもその大元の特許をとっているのはスズキなんだって。
エンジン本体に関する特許はスズキとかヤンマーが物凄く持ってるんだってさ。
意外とトヨタはエンジン本体に関する特許は企業規模の割りに少ないらしい。
特許って、確かただ持ってるだけだとお金がやたらかかるとか聞いたことがあるから、特許の数が多いからどうした?って話しなんだろうけど。
俺の知らないところで頑張ってくれてたんだと知り、職人さん、さすが!