若輩者ではありますが

ここにメルアド載せてると、色んなご意見、ご質問いただきます。

その中で意外と多い?のが以前の私と似た立場に居る方々からのご相談。

「そこそこ規模のあるショップに勤めているけど、同世代と比べると収入面で劣っている。いくら仕事が好きでも自分の歳を考えると将来が不安で・・」

「店の方針と合わなくなってきた、どうすればよい?」

「実際、辞めてみてどうですか?」

といった内容。


結論から言ってしまうと、この業界、雇われの身で食っていくのははっきり言って困難です。

ある程度の規模のチェーン店店長とか、そういった役職も無いただの「従業員」ではよほどの権利収入や遺産相続、ヨメの稼ぎがイイとか、そういった条件が重ならない限り、収入面では食うのが精一杯。

これは飲食業界や理美容の業界も同じでしょうけど、独立してそこそこ成功しない限りは決して楽な生活は出来ません。

これはとある人のブログでも書かれていて私も同感したのですが、やっぱり30歳ってのは一つの節目として考えなきゃいけないと思います。

他人の人生をアレコレ評価なんて出来ないけど、30過ぎて、もしウ~ンと迷ってる位ならスッパリ辞めた方がいいと思っています、私個人の考えとして。

何の迷いも無い、俺はカネの問題とかじゃなくてこの仕事が好きなんだ!コレしか俺には無いんだ!って迷い無く言える人だけが続けられる仕事です。

どっちにしてもそういう人は既に30歳にして多くの顧客を抱え、メカに関してもある程度の天才肌で、自然と独立、開業の道へと進んでいきます。
周囲からも、そういう方向へと押されていきますからね。

逆を言ってしまうと、そうでない人は・・・・・・(略) ですよ。



ある程度仕事が回せるようになってくれば、当然上司や社長とぶつかるのは当たり前です。

逆に、いつまでも「いや~、社長ってすごいな~」としか思えないのは、逆にマズイですよ。

尊敬するしないの問題じゃなくて、多分、続けていくとあると思うんですよね。

「あ、結論からしたらやっぱり俺の意見のほうが正しかったじゃん、ワンマン社長、なんであんな選択したんだろ?」って思うこととか。

それがあまりにも何度も続くようなら、もうそこに居る必要な無いとも言えます。

多分、そこはもう長くないから。


辞めてよかったか?と聞かれれば、本当に辞めて良かったと思っています。

むしろ、何でもっと早く辞めなかったのかとさえ思っています。

だって、バイクが好きだからといって、それを仕事として生活の中心軸に置く必要は無いわけです。

好きな種類のバイクだけ触って、好きなジャンルだけ趣味の延長でやってるほうがよっぽど楽しい。

セコい客にペコペコする必要も無いわけです、もうそんな人と会う必要さえ無いんだから。

ニンジャにヤフオクで買ったZZRのラヂエーター付けてくれとか、CBR用のマルケを付けてくれといわれて、採寸して一生懸命見積もりだしたら

「そんなの初めっからニンジャ用の専用品を新品で買ったほうが綺麗で安いじゃないか!」

ってイヤミ言われることももう無いわけですよ。

今なら「俺、そんなのやってないですから」で済みます。


少なくとも、個人経営店の雇われの身で、経営者の経営能力に疑問を感じるようになったら、さっさと辞めた方が良いと思います。

或いは経営者が変な宗教やセミナーにハマったり、愛人に溺れたり、乱交に狂ったり、ネット依存するようになったら終焉は近いです。

これまでにそういう人を業種関係なく何人か見てきましたが、もうセルフコントロールが効かなくなっている状態です、当然仕事がうまく仕切れるわけがありません・・・

コレを読んで「オイオイ!無職のクセにえらそうなこと言ってんじゃねーよ」っていう社長さん、経営者さんも居られると思います。

まあ、気にしないでください、負け犬の遠吠えと聞き流してください・・・。