ここらが限界・・・なのか

今日はワイセコを外注加工へ送ろうと準備中。

イメージ 1


しかし・・・

残ったピストンは綺麗なのにな~と改めて考えながら

残ったピストンのウチ4番を見ていたら・・・

イメージ 2



見逃していました。

4番もタナ落ち危機一髪。

リングは動きがスムーズなので、変型までには至ってない模様。


ちなみにコイツがブローした3番

イメージ 3


表面が溶融した後に恐らく燃焼波?衝撃波?でアルミが吹き飛ばされ、円周上に傷が入っています。



ダメでした、もうこの仕様が現時点の自分のレベルの限界なのかと。

正確な圧縮比は測定していませんが、机上の計算で言うところの圧縮比12.3:1

コンプレッションはカワサキサービスマニュアルの測定法で16キロ弱

面取り分やサブプラグ追加分は考慮していませんが、この状態でサーキットでも走らせていました。


パワーとか測るのはあまり好きじゃないし、シャシダイナモなんて条件次第でいくらでも数値をいじれるので参考程度にしか考えていませんがナラシ終了後測定で冬場に測定、ダイノジェットで後補正かけて軸135psちょっとでした、そう無茶苦茶ハイパワーというわけでもありません、ヘッドは基本的にビッグバルブ化とカムのみの変更。

(同時期に同仕様でBOSHダイナモで測ったら、もっともっと、ありえない?数値が出たので多分測定機械の問題だと思います)


しかし、面研量見直しの為にヘッド入れ替え含めてもっと耐久性のある?仕様を見直さないとダメですね・・・

でも、ピストン寸法自体には異常な変化無し、スカート部にも焼けや大きいキズは無く、スリーブも異常なキズなど無し。
リング合口スキマもバラつきと異常な変化無し。
ここらあたりは自分がワイセコを選んで、指定したクリアランスに大きな間違いなかった事の証明にはなるかな・・と。

イメージ 4


こんな仕様でも通勤、通学?にも使っていたし、油温などもどうにもならない、って事は無く。

オイル漏れもカムプラグとアウトプットシャフトからチョイ垂れのみ。

オイルは100%化学合成、エステル系。

もう、これならいけるって思い始めてたんだけど・・・
そう甘くは無いですね。

さて、次はどう組むか・・・

遅くなるのだけはイヤだしな・・・