夏休み

今日からわが社は夏休み。

9連休です。

来月は6連休あり、

再来月も5連休。

サラリーマンって素晴らしい・・・


と思っていたら、案の定課長と係長から

「休日出勤、どの日なら出られる?」とのありがたいお言葉・・・

と言う訳で、9連休は消えました。
それでも4連休くらいは出来るかな?


まあ、出て来いって言われるだけありがたいのかなと思ったり。

休日出勤なら、賃金も大幅割り増しだし、割り切って働くか。


数日前から、自分が入社して初めて関わった大型のアンローダー(揚炭機)が構内で出荷前の仮組みをされている。

総重量は1000トン、そいつを岸壁に横付けしたサルベージ船で吊り上げ、組んでいく姿は圧巻。

製品化してしまえば、綺麗にペイントされ、立派なものだけど

そいつを寸法通り作るのにどれだけ仲間達が苦労して、汗して作ったのかと思うと感慨深い。

鉄って、硬いイメージがあったけど実際に触ってみると本当に柔らかい物質。

焼けば縮むし、引っ張ればすぐ伸びる。

そんな柔らかい材料を寸法通りに切って溶接して歪みを取って・・・

本当に大変な作業。

今、初めて一つのモノを完全に一人で任されて組んでるんだけど、

構造物としては全長10m弱、高さ1m弱の小型モノ。

図面通りに配材して、溶接で最も歪まない方法と順番と縮みを予測して仮組みし、溶接屋さんに渡すまでが自分の仕事。

何も考えずにただ溶接していくと、歪が出てスクラップになります。

ちなみに私は溶接はやりません、せいぜい仮付け点付けくらいです。

一応、自分なりにベストを尽くしたんだけど・・。
今日、溶接が終わって測定してみたら予定より2mm縮んで、3mm曲がっていた。

許容値はそれぞれ4mm以内だったので寸法的にはセーフだったんだけど、やっぱり鉄って難しい。

これじゃ全長20m超の製品とかでは通用しない。

ベテランなら、この程度なら誤差1mm以内に留められるみたいだから。