TMR40用ビッグポート

長年愛用しているTMR40
 
大径キャブはレスポンスが・・とか、ツキが・・とか、燃費が・・という通説をものともせず?
 
まあ、結局はでかくてもポート径、インシュレーター内径が基本φ34キャブ用なので、あまりメリットも無いのも事実。
 
で、今回、自分用2号機エンジンはビッグポート仕様にする。
 
従ってインシュレーターは内径40の物をチョイス。
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
 
 
こいつに合わせてポートを削っていく。
 
で、INバルブはφ39のバルブを使用する。
 
そもそも、ノーマルのポート径は1100cc超エンジンには小さいのでは?と思う。
 
流体力学的な根拠は無い、ただの想像。
 
だって、738ccしかないGPz750FがJとポート径、インシュレーター径がほぼ同じ。
 
キャブも同じBS34だし。
 
738ccのエンジンと1100ccクラスのエンジンのポート径が同じって、単純に腑に落ちないし。
 
GPz750に乗って、違和感感じないし。
 
Z1系にJ系ヘッド載せて抜群に上が伸びるようになるのも、燃焼室形状より単純にポート径の違いが一番大きいと思う。
 
ならば更にデカくしてみりゃどうなるだろう?って、単純な話。
 
アメリカのドラッグレーサーや、ソルトレイクで最高速競うエンジンのヘッドなんかを取り寄せてみると、1100ccクラスでもポート外周にデブコンみたいな充填剤を盛り付けて、元のヘッドのポートを突き破るまでポートを広げてある。
 
加工を請け負っているのはコーポレーシングとか有名処で、フローベンチを用いて裏付けの元にやってるみたいだし。
 
1300cc超のエンジンでは、VORTEXなどの社外ヘッドを使用、キャブはレクトロンとかのφ45あたりが完全ストレートポートにセットされている。
 
で、頑張ってみようと思った。
 
勿論簡単には終わらない。
 
大前提として、そもそも取り付けネジピッチが異なる。
 
イメージ 3
 
で、ヘッドとの接触面積が足りず、Oリングが入らない、2次エア吸入の恐れあり。
イメージ 4
 
ここらはアダプタープレートを製作してみようか。