ダイマグ新品、いきなり分解・・・
 
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全てのベアリングとカラーを抜き去りました。
 
フロントは恐らくZX900A後期用?、これをZR1100Aフロントエンドへ装着。
 
シャフト径がホイール側15mm、フォーク側17mm
 
ディスクスパンがZR1100Aの方が10mm広い
 
フォークピッチが10mm異なる
 
ベアリングの規格上、打ち換えだけではシャフト径が変換できない
(同一外径で15から17へ内径変換出来る規格品が無い)
 
というわけで、同じカワサキ用というだけで何一つ互換性が無い。
 
しいていうならブレーキディスクPCD/内径が同じ位か・・・
キャリパー/ディスクは社外品に換えるから結局関係ないけど。
 
アクスル径はすんなり変えられないので、内径20mmのベアリングに交換して、カラー圧入で17mm化する。
 
ベアリング外径同じで内径だけ変えるので、当然ベアリグの寿命は落ちる。
しかし定格荷重的には他車と比較して問題はなさそうなので、この方法でいく。
 
アクスルをZR400CかZX900Aベースにして15mm化する手が最も簡単でローコストなので一瞬考えたけど、あえてアクスルを細くするのも馬鹿げてるし止めた。
 
オークション等でニンジャ用ダイマグのフロントだけがよく出品されるのって、このあたりが関連してるんだろうね・・・
 
オーリンズのフォーク付けたり、定番のZRX1100/1200やレプリカ系倒立移殖すれば当然フロントアクスル径は25mmや28mmになる。
 
そうなると外径42mmのベアリングしか入らないニンジャ用ダイマグはちょっとベアリング容量的に厳しくなる・・・と。
実際には外径42mm、内径25mmってベアリングはあるんだけど、幅が9mmしかないし、定格荷重は40%減と現実的じゃない。
それでも並列で2個入れて無理やり使ったりすることはあるんだけど、やっぱりストリート仕様では推奨は出来ない。
ならばとホイール側穴をボーリングして・・・・とかなるくらいなら、ホイール買い換えたほうが手っ取り早いと。
 
まあ、そのおかげでこういうホイールがリーズナブルに手に入るのは、ヘンテコなバイクに乗る私達にはありがたい。
 
結局、全てのベアリング打ち変え、カラー3個全て作り直し・・・。
 
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リアはこれもおそらくニンジャ用ダイマグ550-17。
 
これをアクスル径25mmのSUZUKI系スイングアームに入れる。
 
ニンジャはアクスル17mm。
 
リアはフロントよりもベアリング選択に余裕のあるサイズだったので、ベアリング入れ替えとカラー製作で対応OK。
 
嬉しい誤算はニンジャ用ということで非常にチェーンラインが狭い。
 
ドリブンスプロケットの裏返し取り付けで、ダイマグハブは切削せずにいけそう。
 
って、結局前後総作り変え。
 
益々、寝る時間を削らねば。