J系クランクケース
意外と知られていませんが大きく分けると2種のケースが有ります。
仮にA、Bとすると
打刻脇に補強リブのついたAタイプと
補強リブのないBタイプ。
他にも
Aはクラッチ下に3枚補強リブが入っているけど
Bには2枚しかリブがない。
他にも
ポイントカバー側下側フィンが4枚のAに対して
Bは3枚。
Aはジェネレーター側も4枚フィンだけど
Bは3枚フィン。
Aはエンジンマウントを各4枚のリブで補強しているけど、
Bは各3枚。
Aのケースの方が外観的にはごてごてと補強が入ったように見え、ゴツいイメージのケースです。
でも、自分が好んで使うのはBのケース。
見た目がスッキリで好きと言うのも有りますが・・・
Aのクランクホルダー補強部(赤丸部分)
幅、約13.5mm
Bの同部分は・・・
肉厚となり約15.5mm。
設計者の意図、組み手の意図、イロイロありますが自分はここの剛性が重要と考えています。
クランクのフレがゼロでない以上、ここの剛性が高いに越したことはないので・・・
ケースは他にも観察していくと興味深い違いがイロイロあります。