DOHC

ツインカムエンジンって、やっぱり面白い。
 
バルタイで特性が変えられる・・・
というか、変えられるのは上級者、
自分らの凡レベルでは、「変えてみた結果、こうなったぞ?」ですが。
 
リフトで稼ぐカムは、オーバーラップを欲張ると残念な位パワー感が無くなる傾向が強い。
シャシダイではそこそこ出ても、走らせると全然速くないとか言われたり。
誰しも陥り易い「ハイカム=スカスカ」の誤解が生まれやすい。
 
カムでスカスカとかゴリゴリとか言うのは、要因の一つに過ぎないと思う。
結局はそのカムを活かすも殺すもバルタイ次第。
 
よく、同一機種、同一仕様でもエンジンに当たりがあるなんていうけど、まんざら感覚だけのものではないと思う。
 
タペットクリアランスの変化、カムチェーンの伸び、そういう微妙なバルタイの変化が、当たりやハズレの要因だと思う。
 
まあ、特にZの場合は磨耗したカムスプロケや、クタクタになったアイドラー、ぶっ壊れたスライダー、のびのびのカムチェーンとか、面研歴不明のヘッドやシリンダ等、悪さする要因は多いから尚更かもしれないけど。
 
組んで5000km位走ったら、やっぱここらはもう一度見ておきたいところ。
せっかくのDOHCだし。