インジェクション装着後の初遠出

470kmほど走ってきました。

途中エンスト及びストールはゼロ。

まだセッティングはベストとは言えませんが、そこらのレーシングキャブのデフォルトポン付け車よりは良いと言える位までは来ました。

初の高速道路の長距離も乗ったので、今まで見えなかった課題も見えてきました。

総じて言うと、全般的にまだ濃い。
マージン取りすぎています、乗りながら手元のコントローラでかなり燃料絞ったりしてみましたが、低負荷域ではまだまだかなり絞る余地がありました。
平均燃費はやはり12km/Lとまだかなりキャブ時代よりも悪いですが、絞れるポイントは掴めてきたのでこれはまだ改善の余地はあります。

高速、高負荷域で決まった時は、正直言って、ほぼノーマルのローコンプエンジンで5速でこんな加速する余地があったの?ってくらいの走りと、これまでと明らかに違う排気音です。
ここらは3D制御の恩恵でしょうか、これまでウオタニの2D制御とTMR40ではここまでは出来ませんでした。

もちろん、ピークパワーそのものはエンジンが決める事なので大差ないとは思いますが。

また、バタフライバルブだけにスロットル操作が軽い、エンブレから開け始める時なんかがレーシングキャブにはない気楽さというか、楽です、疲れません。

懸念だった電気系ですが、MOS FETレギュレータにSHORAIバッテリーで常時ライトON走行、これで燃料ポンプ回しても電力不足はありませんでした。

自分はかなり辛口で批判的なタイプですが、正直に言ってこれはまだまだ可能性を感じるし、是非とも本当のプロの方達に新たな改造の方向性として取り組んで貰いたいと思います。

空冷2バルブエンジンにはまだまだ可能性があります、まだまだ良くなります。

構想から1年、途中計6ヶ月ほどインドにいたので実質的な作業時間は半年もありませんでしたが、ようやくカタチになってきました。
途中、批判的な事を言われたりもしましたが、ただのサラリーマンでもここまでは出来るって事を証明出来ました。
力を貸してくれた方々にも感謝。

もちろんまだまだ手を加えたい部分はありますが、出国が近いので今年の作業はこれで終わりです。

乗り始めて16年、久々に感慨深い一日でした…

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