上半分

空き時間を見計らって…

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バルタイ取るところまで。

カムチェーン新品なのであまり神経質には取りません。

どうせナラシ終わってカムチェーン馴染んで来た時にまた取り直すし。

大体目視でカム山位置を決めて組んで測定してみたらLC106-109になったのでとりあえずそれで良し。

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ぱっと見かなりのハイコンプに見えますが、リセスが深いのでさほどでもありません。

ヘッドガスケットはPAMS製の1.1mm厚。
ベースガスケットはJ純正。

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余談ですが、この手のOリングが入る車種では、Oリング周辺に液体ガスケット塗っても無意味です。

やたらと塗りたがる人が居ますが、なんの意味もありません。

むしろ塗りすぎてはみ出した液体ガスケットがカムチェーントンネルからクランクケース内へ落下してオイルポンプストレーナーを詰まらせて油圧を下げる要因となります。

酷い場合になると、ベースガスケットからヘッドガスケット全面にまで液体ガスケット塗りまくる人も居ますが…
某有名コンプリートエンジンなんて、燃焼室にまでボンドはみだしていましたしね…挙句面が歪んでいるせいでオイル漏れまくってましたが。

何故オイルが漏れるのかを考えれば、そんな事をやっても無意味なのはわかると思うんですが。

ベースガスケットに下手にシリコン系の液体ガスケットを塗ると、ガスケットが滑ってガスケット切れの要因にもなります。

このエンジンではクランクケース合わせ面と、カムプラグ以外の場所には一切液体ガスケットは使いません、前回のエンジンもそうでしたが、漏れ滲みは皆無でした

エンジン本体完了、と言いたいところですが、バルブクリアラス調整用のシムの在庫が不足していたため、後日ヘッドカバーを載せます。

シムは貸すもんじゃないな…
借りたら返さんかい!


貸すで思い出したけど、よく、ピストンリングコンプレッサーを貸してくれと言われます。

持っていません…

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いつも手で組んでいます。

要はクランクさえ固定出来ていれば簡単に組めます。

リングのどの位置にテンションがかかっているか?
そこを見つけてやればシリンダーの自重でスルスルっとピストンは入っていきます。

さて、もうちょいだ。