変形クランクホルダー

先日記事の続き

http://blogs.yahoo.co.jp/kz1136j/55426775.html


変形してしまったクランクホルダーにより、クランクが回らなくなってしまう…

鋳物関係の仕事をやっている知人曰く、多分鋳物自体の残留応力で変形したんだろうね、と。

そんなことあるのかよ?と聞いてみたけど、特に珍しい話では無いらしい。

通常はクランクベアリングを抱え込んでクランクボルトで締め付けられているので、変形はそこまでしないらしい。

ただ、何年もフリーな状態にして放置したり、何らかの熱が加わったりすると変形する事は多々ある、と。

だったら…
やるしかないですよね?

どうせこのままではこいつは使えないので、ダメ元です。
真似して後々何か起きても知りませんよ……


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まず熱膨張でこれまで全くハマらなかったレースはすんなりハマるようになりました。

そして拘束して冷めるのを待ち……


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今回はスキマなくケースと密着しています。


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冷めた後で規定トルクにて締め付けてみしたが、今回はクランクの回転はスムーズになりました。

これで復活……かな?


しかしクランクホルダー炙ってみてビックリ。
加工面からスゴイ量のオイルが滲み出てくる。
鋳物ってやっぱりオイル吸ってるんですね…