ポート加工

GPz1100

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メーカー出荷時にはインテークポートのバリ取りと段付き程度の軽い修正は手作業で行われています。
作業的にはそんなに丁寧なものではなく、さらっと撫でてある程度ですが。

これがポリスの高年式になると、え?これって仕上げの工程が一つ抜けてない?ってくらい、全くの未加工でかなり雑な仕上がりの物が目立つ。

やるかやらないかで乗って劇的な違いを感じる訳ではないけど、当たり前だけどやらないよりはやった方が良い。

って、結局エンジンって組み手が基本設計を変えられない以上、どこもかしこもそういう
「やっておいた方が良い」
って事の積み重ねで、
ターボ車みたいにブーストちょい上げたらポンっとパワーが上がるなんて魔法は無いから、
ホント、エンジン組むのって死ぬほど地味で華のない作業だなって思います、毎回。
どんなに拘ってみたり、苦労して修理しても、組んでしまえば誰にも見えない、評価されない。
わざと外観を未仕上げにしておけば、テキトーに組まれたピカピカの塗装仕上げのエンジンの方が評価されたり。

自分でエンジン組めるから良いよね、なんてよく言われますが、
褒められたい人には全く向かない作業です。。。