終焉か?

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Z/Jのオイルポンプ

ついに廃止、生産終了

劣悪な環境に強いギアポンプなのでトロコイドに比べれば寿命は長いですが、
長持ちさせるためにはやはりエンジンオイルの管理が必要。

ちなみにこのオイルポンプ、当時の在庫品をメーカーが販売していたわけではなく、
つい数ヶ月前まで国内で生産されていたものです。

最終に近いロットの中にはクリアランス不良で油圧が上がりにくいなどの不良品もかなりの割合で混在していたため、
おそらくはその辺りの生産管理が出来なくなり販売終了したものと思われます。

事実、自分が昨年、一昨年発注したときも信じがたい事にほぼ全数がサイドクリアランス過多の不良品で数値を記録して返品したという有様…
返品後は検品したものが送られてきましたが、
新品だからとクリアランスチェックせずに組んで、何故かエンジンが温まるとアイドリング時にオイル警告灯がチラつくって車両も割と居るのではと…

人材不足、設備投資費の削減で要求仕様書通りの物をつくれなくなりつつある日本の製造業

コストカットの余波がこうして身近な所まで及んでくると、MADE IN JAPANの誇りが霞みます。