たまにはローレプもね

Z1000Jというブログながらも意外とJ系の出番が少ないので今日はZ1000R2を。

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Z1000R2、EUR一般仕様の改造車です。

8年位前に輸入新規登録、以降ワンオーナー車です。

納車時には当時で言うところの「プロダクト M カンパニー」製の部品が盛りだくさん。

当時のS1タイプスイングアーム、ステップ、ワークスパフォーマンスRサス、前後並行物ダイマグ、TM38キャブなどなどがてんこ盛り。

価格からしても程度は比較的良好でしたがちょっとイジリ方が・・・あまりイケてなかったので、結局今現在ではその当時の部品で残っているのはフロントのダイマグホイールだけでしょうか。

中途半端にキレイだったので、エンジンやフレームは塗装しませんでした。

なので今見ると・・・エンジン、フレームは画像で見るよりずっと汚いです(笑)

ですが各部は定番外しで、居そうで居ない感じの仕上がりです。

スイングアームはOVERカタナ用改(ピボット構造変更)

マフラーはBL-FACTORYエキパイ改カチ上げにLバッフル。
曲げは美しいのですが、もう少しオイルパンとのクリアランスが詰めてあったら・・・カッコいいですね。

ココまで最低地上高が低いと、段差超えは勿論、トランポに乗せるのもちょっと苦労します。

ただ、オイル交換がメチャ楽なのはありがたい。

キャブはTM38からTMR38へ変更。

Rサスはオーリンズへと変更。

リアはダイマグ特注500-18Hセクション。

エンジンはワイセコ72のみ。



ブレーキシステムですがローレプには珍しい、ニッシンラジアルマスター(ピストンの小さいほう)や

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これまたローレプには珍しい、というかダイマグの6穴に無理やり付けたサンスターのDUCATI用φ320ローター。

内径、ボルトPCD、オフセット共に共通点はないので大変でした。

サポートはワンオフでCP2696、パッドはフェロード。

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この組み合わせ・・・安っぽいですけど、効き、操作性はかなりの満足度。

ココだけの話ですが、雨の日などトータルで考えたら某車輌に付けたAPの6POTのフルキットよりも良いのでは・・というのは冗談ですが、それくらい相性がGOOD。


オーナーさんには個人的に非常にお世話になっていたり、良くしてもらっていて・・・

ついつい各部に手心が加わっていたりもします。

今の職を辞める前の、心残りの内の1台なんです。

コイツをフレーム、フォークまでぱりっと仕上げたら、使命の大半は終わりかな?と思っています。