不慣れ

カワサキの店に長く勤めていましたが、よく考えたらW650のエンジンって腰上以外バラしたことがない。 
だって、10万km超えても普通に調子良く走るので…このエンジン。



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シフト周りとかクラッチレリーズ周りとか、改めて組もうと思うと変えた方がいいな?って部品もチラホラあったり、ボルトにシール剤塗った方がいいよな?って箇所もあったり、不慣れなもので思うように進まない…

けどまあ、時間空いた時にこうやって仮組みとかしてシュミレーションしておけば、部品の発注漏れや組み間違いに早期に気付けるので、こんな時間でも仮組みしてみて週末に備える。

しかし部品点数が多い!
Oリングとか位置決めピンの数がやたら多い。
オイルラインもエンジン内にパイプを別で取り付けたり、コストダウンと構造の簡略化をしつつ、漏れや滲み、騒音に神経質に作られたエンジンだな、と。

例えばこれ
 

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防振、防音のためにエンジン内部に多数取り付けられる吸音材とバッフル。

オイルパンにまでごっそり入ってます。


もちろんこの855ccエンジンではそんな防音とか気にしないので1gでも軽くすべく、1ccでもオイル容量を増やすべく、全て取り外しますが…

実用性重視したエンジンだと絶対外さない方がいいですけど。

あとは要らないブリーザーホース、エンジン内部のブリーザーパイプ、オイルミストセパレーター等も取り外します。

分厚すぎてクソ重たいエンジンカバー類もどうにかしたいけど、こればかりは手間がかかるので我慢かな。