増殖中?

確実に増えているみたいです。

70~80年代オートバイ+後付けインジェクション。

やっぱり10年、それ以上キャブをいじってるうちに、もっと別の世界があるんじゃない?
って疑問に思い始める頃合いの人が増えた結果なのかもしれません。
また、ネットのおかげで嘗ては「そんなものがあるらしい」よ、的な海外製ECUが各種手軽な価格で購入出来るようになり、その操作もWindows上で簡単に感覚的なイメージで操作出来るようになったり。
ぐっと敷居が低くなったのも事実です。

漠然とインジェクションと言うと、オートバイの場合はガス規制により止むを得ず導入されたような経緯もあるので、当初はコストの都合で既成のキャブ車に無理矢理インジェクションを装着、ガス規制と騒音規制をクリアさせる為のセッティングを施したような車両ばかりで、2000年代初頭のインジェクション車に乗った人は、あまりインジェクションにいいイメージが無いのではと思います。
或いはかつてのGPz/Z-GPで故障に悩まされたと言う方も良いイメージは無いでしょうね。

けれど反面、旧いオートバイにリプレイスキャブを装着して、自身でキャブをセッティングしていくうちに、あともうちょっとココがこうなれば…ってトコにぶつかった人も多いと思います。
改造したJNを作ったり、NJを作ったり、結局詰めていくとそこまで行ってしまう人もちらほら。
そしてそこでまた結果が出ると、更にまた上を目指し…

そこでキャブだからと妥協出来るか、もうちょっとを突き進めるか?

多分その辺りでインジェクションも視野に入れちゃう人が増えたのかな、と。

難しく考える必要は無いと思いますよ、
何せ予備知識が無い自分でさえ自力でどうにかなってますし、いつでも手持ちのFCR/TMRに戻せる環境でありながら、それでもインジェクションのまま乗りたくなる面白さも事実です。

あとはやってみて意外な恩恵が、スロットルバルブがバタフライ方式だと操作がめちゃくちゃ楽チンだって事ですかね。

やっぱりスライドバルブ方式って、特にCRとかだと無意識に張り付きと闘ってるんですよ、色んな工夫してる人は居るけど、じゃあリターンワイヤー無しで乗る勇気あるか?って聞かれたら多分居ないと思います。

バタフライバルブは構造的に張り付きは起こらないので、単にスロットルが軽いとか重いとか言う次元の話でなくて、乗っている時の変な抵抗が全く無いので、インジェクション化とは直接関係無いけどコレは想定外の恩恵でした。


というわけで迷っている貴方の背中を押してみました。
個人的にはNINJAや油冷なんかの方が興味ある人多いのかと思ったら、質問メール頂くのは圧倒的に空冷四発の方が多いですね。


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Zヘッドに合わせる為のアダプター製作のみ依頼頂きました。
かなりポートピッチが近い…というか1-2はほぼ同じピッチのスロットルボディなのでいい感じのが出来ると思います。