人それぞれ

例えば、とある人が

「ここをこうしたら、メチャクチャ良くなったよ、お前もやってみろよ」

そう言われてやってみたものの

『何も自分にはわからない…』

そういう事って、あります。

けど、それはそれで良いと思うんです

当人が良くなったと思うのならそれが全てだし、
何も感じないというなら、その人にとっては必要のない事だった、
ただそれだけ

何も感じない人を鈍感だとバカにするのは主観の押し付けだし、

変わると主張する人をペテン扱いするのもまた然り

結局、数値で表せないもの(検証出来ないもの)ならどちらが正しいかわからないどころか、中には数値的に悪くなっているのになぜか乗ると然程悪くないどころか良くなってない?って言われる事もある

排気管など良い例で、例えばパワーチェックして比較するとパワー的に落ちているのに、乗ると、
「これ、意外と悪くないよね?」って事も確かにたまにあります

それが単純に絞り気味の排気管で下はいいけど上は伸びないだけの場合もあるし、
音や振動の体感的な物の場合もあるし、
両者が偶然の相乗効果をもたらしている場合もあるし、

要は走るステージと使い方に合っているか合っていないかだけって話だろ!で終わってしまうけど、それが結局一番大事な事であって

サスペンションセッティングも同じで、じゃあ良い悪いの判断って何?それって数値で示せるのか??って話に始まり、、

タイムで結果が出るサーキットはともかく、ストリートでの最良って??


実際、サスペンションがどうにも決まらない車両の場合は根本的に構成部品の組み合わせがマズイ場合がほとんどで、それじゃどうにもならないってケースが大半

Zだとやり過ぎたレイダウン、断面の大き過ぎるアルミスイングアームのせいでサス取り付け位置が高くなり過ぎるにも関わらず長過ぎるリアサスとか…