始動不良

ちょこっと出張修理。

特に冬になると始動不良に陥るという車両、
バッテリーを換えても、スターターモーターを換えてもどうにもかかりが悪い。
プラグをチェックするとクランキング時に物凄くスパークが小さい。
なので点火システムをごっそり現代のものに交換。
しかし劇的な改善は見られず。

さて、なにが悪いと思う?と言われて。

何度かクランキングしてみると何か匂う。
スターターモーターへのリード線が触れないくらい熱い…

当時物リード線には要注意。
熱をもつようだともうかなり酸化して抵抗を持っているか、
スプロケットカバーで挟んだりして断線しかかっています。

どうも抵抗を持つ、という概念が伝わり難い方が多いのですが、昔習ったオームの法則、、、とかで考えてもアレですが、要は電気の流れる場所が熱を持つってことはそこで電気を食ってる、電気エネルギーを熱に交換して余計な電気を食っているっていう事です。

昔から古いバイクを直して乗っている人には、何だよそんなの当たり前だろって話かもしれませんが、古いバイクの場合は導通があるから大丈夫、作動するから大丈夫というわけではなく、ハーネスの劣化やコネクタ部の接触不良による発熱が多くの電気系トラブルの起因になっています。

と、出掛けたついでに知人に預けていたWを引き取り。
道が狭い場所なのでタンドラはやめてサンバーに初バイク搭載。

イメージ 1

イメージ 2


あまりにも余裕で乗って拍子抜け。

しかしトラックトランポに慣れていると、室内積みの時のタイヤ臭やガソリン臭がちょい気になります…

でも近場のサーキットや日帰り走行会くらいなら、軽トランポってのもアリですね。